2019-11-04 傘 詩 雨なんか 降ってないのに 忘れ去られてた傘 あまりにも 可哀想に思えて 思わず握りしめた 一緒に家に帰ろう しばらく 雨も降らない 涙も流さない 次に使う時は 深めに傘を差すよ だって 泣いている姿なんて 誰にも見られたくないから 実鈴